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世捨て人の  
  人を使わず人に使われない人生めざして
 
  AZMA  

才能のピークは20代


'08.01.12





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通称:AZMA
真性の中年世捨て人。
極力働かず趣味に生きる 反大衆・脱常識の人生。
株生活を実践中。
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公園(東京・立川)

ラジオでユーミン初期の曲が流れるのを聴いて、改めてメロディのセンスのよさにうなった。大した才能である。
荒井由実がそのオシャレなメロディを書いたのは十九、二十歳である。最初の3枚のアルバムが特にいいが、いずれも多摩美時代に作ったもの。メロディメーカーとしての才能はこのときすでに頂点だった。いまの松任谷由実にこれに匹敵する曲が書けるだろうか。

それで思ったが、人間の才能は20代までがピークではないだろうか。ほんとにクリエイティブな、才能をフルに発揮する仕事ができるのは20代までじゃないか。文学、演劇、絵画、スポーツ、すべてに言えそうだ。

昔いたコンピュータ業界では35歳定年説というのがあったが(今もあるかな)、技術畑で新しいスキルを身につけるには若いうちが有利なのは確かだ。
自分自身をふり返っても、頭の回転や記憶力はもとより、精神力、神経の繊細さ、感受性など多くの面で20代のころのほうが上だったと思う。

いい仕事ができるのは20代まで。ただし、サラリーマンのような封建的身分制組織の中では別だ。20代では会社員として何事もなすことができない。なぜならいい仕事をするのに必要な時間や予算、人員、権限、尊厳、人望、信用といったものが充分与えられないからだ。しかし、能力はこのときがまちがいなくピークなのだ。
出世するのは「働き盛り」の40、50代だが、能力的にはとっくにピークを過ぎている。年功序列社会、出世は能力で決まるのではなく、要領のよさや政治活動で決まるからだ。
日本で20代の能力を生かして金を稼ぎたかったらホリエモンのように起業するしかないだろう。

人という生物は20代までがピーク、年をとるほど能力が落ちるという悲しい結論になってしまうのだが、50歳のボクはもうだめなのか。
そんなことはないと思う。年をとるほどに伸びる能力も少なからずあるはず。たとえば経験知とか、それから経験知や経験知、・・・あまり思い浮かばないナ。それは別の機会に考えたい。



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