パソコンが壊れたら修理するか買い替えるかは迷うところ。
ボクのように8万円かけて修理したパソコンが一ヵ月で壊れて修理代がパーという憂き目にあうと、おいそれと修理する気にはならない。株だって8万円のものが1ヵ月で0円になることはまずないのだから、パソコン修理は株を買うよりはるかにリスキーである。
パソコンというのは壊れなければずっと壊れないが、壊れるときは壊れる。普通の人が1日2、3時間使う程度なら故障を心配することもないだろうが、ボクのようなヘビーユーザーはそうもいかない。
たとえば10年分の株価を取得するプログラムを回したり、売買ルールの損益を検証するプログラムを回したりするのだが、こういう作業は何時間もかかるので、寝ている間にやらせて、昼間は昼間で別の作業に使うので、24時間フル稼働になることもある。
とくに夏場は熱暴走しやすいのでパソコンには過酷な季節。そのため秋になるとパソコン修理が増えるのだそうな。そういやVALUESTARが挙動不審になったのも秋だった。
ヘビーユーザーは購入時にメーカーの長期保証をつけるべきである。直販のエプソンダイレクトの場合、保証料は2年保証で2,100円、3年保証で4,200円、5年で10,500円。
たとえばパソコンが10万円で1年保証(標準)のみだと、わずか1年間の使用権を10万円で買うのと同じこと。3年保証をつければ3年で10万4,200円、1年当たり約3万5千円ですむ。そう考えれば、パソコン自体が少々高くても長い保証をつけることで割安にできるのである。
修理で大金を失って得た教訓。保証期間を過ぎたパソコンは修理に出すな。新品に買い替えよ。新しいパソコンを買えば、どんな安物でも最低1年の保証がついてくる。修理品にはひと月たりとも保証がつかない。8万円かけて修理しても、翌月壊れたらおしまいである。
パソコンを買うということは“保証期間を買うこと”だと悟った。保証期間が過ぎてから故障したら、新しいパソコンといっしょに次の保証期間を買うのである。
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